Aピラーツィーター埋め込み
ポイント
最初のツィーター位置の決めさえしっかりできればうまくできます♪
ここがずれてしまうと、全部がダメになってしまうのでしっかり位置を決めましょう!
そして、アルカンター調生地の貼りつけが難しい!
生地の貼りこみがうまくできれば大満足なDIYですよ!
用意する部品
MDFボード
厚付けパテ
薄付けパテ
割り箸数本
ホットボンド
生地(アルカンターラ調)
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まずツィーターを埋め込みする基礎である、マウントを作ります。 今回は、MDFボードをツィーターのサイズにジグソーを使って切りました。ボクの場合、キレイに切るのは無理と判断して、小さめに切って、ヤスリで整えました。 また、オカネがある方はホームセンターで、円に切れるドリルの先端工具、自由錐を購入したほうがいいですよ! 2000円くらいで、簡単に正確にカットできます! |
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Aピラーにマウントの位置を決めるため、仮固定します。 ここで位置がずれていると大変!後で修正はできませんので、確実に自分が納得できる位置を決めましょう。 今回ボクの場合は、MB Quart付属のツィーターマウントが斜めに角度がついていたため、位置決めに苦労しました。そのため、MDFで作ったマウントは少し上を向けています。(MB Quartのマウントとあわせれば、まっすぐに近い角度になります) 仮止めには、ホットボンドを利用しました。 |
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Aピラーを外して、割りばしで基礎を作っていきます。 写真ではクルマからピラーを外した写真ですが、車内で外す前に何本か基礎を作っておいた方がいいです。外してから割り箸で基礎を作ると必ず決めた角度や位置がずれるためです。 |
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割りばしで作った基礎の上から、厚付けパテを盛っていきます。 厚付けパテであっても、いっきに盛らずに何度かに分けて盛った方がいいと思います。 ボクの場合は、1cm程度を2回に分けて2日かけて盛りました。 最後のパテ盛りは、形を出すためにも、むやみに盛らず形をイメージして盛りましょう。 また形に関して言えば、後で生地をはることを考えてムリな曲面などは控えた方が良いです。 今回、Beat-sonicのエポレンジプロ(エキポシ系パテ)を利用しました。 後で削る行程がありますが、非常に削りやすく少々金額は高めでしたが、作業性抜群だと思います。ちなみに600g買いました!
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厚付けパテである程度の形ができたら、削ってしっかりとイメージの形へ持っていきます。 削っていくと、クレーターの様なデコボコができますので、負けずに削って滑らかにします。 せっかく電動工具を買いましたがサイズが合わず…結局手持ちの150番の紙やすりに当て木を使って気合で削りました。 どうしても深いデコボコは、薄付けパテで対応します。薄付けパテをスポット的に使い、また削ります。 この繰り返しを約2日間行いました。 またデコボコは生地を貼っても残ることがあるので、念入りに削っておきました。 とりあえずこの工程でのポイントは、最後のアウトラインとなるために、妥協せずに根気で削る!ことです。
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さて最後の難関!アルカンターラ調生地の貼りつけです。 はっきり言って、ほとんど伸びません。といっても、全然伸びないわけじゃなく、方向によってはほんの少し伸びるんです。 いろいろなサイトで貼り方の予習をしていたのですが、参考になったのは、生地の向き。伸びる方向をしっかり頭に入れて、どの方向で伸ばす必要があるか?を考えることです。 生地を無駄なく使う位置でカットして使うのではなく、無駄ができても、一番伸びて使いやすい位置を使うことが重要です。 ちなみに、赤矢印の方向に向かっては少しですが伸縮します。 |
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そして貼りつけです。コニシのスプレーボンドを用いて貼りました! 最初1回目は、生地が余ることを予想して練習で貼りつけしました! やはり1枚貼りは、生地が余るところができてシワになりどうにもうまくできません。…しかし、どのあたりに生地が余ってどこを伸ばせば良いかが分かったので、2回目の本番は2枚貼りでキレイに貼ろうと作戦を変更です。 1枚貼りでシワ多数よりは、2枚貼りだけどキレイに仕上がる方がいいだろうと思ったからです。 ボクの場合はツィーターマウントより下と、ツィーターマウントより上側、そして手前側の2枚に分類しました。 曲面の少ないところを先に貼っていき、曲面が多いところは、曲面方向に伸縮方向を合わせて、伸ばして貼ることにしました。 またコニシのスプレーボンドの場合、厚くスプレーするとノリが厚くなってシワになります。 ポイントとしては、1回スプレーして仮に貼ってみる。位置が決まれば生地をはがして、もう1度しっかりスプレーして圧着ささせることです。またスプレーした瞬間よりは、1分くらい待ってから貼りつける方がしっかりひっつきます。(このやり方は、アルカンターラ調生地を売っているお店のページにも書いていました)
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さて貼りつけが完了して、Aピラーへツィーターの埋め込みは完成です。ピラーに配線を通す穴をドリルで開けて、ツィーターを組み込みます。 そしてAピラーをクルマへ取りつけて、完成です! |